この曲は前任ギタリストであったJUNの作曲によるものですが、メロディアス・ハードみたいな曲でこれもウチでは異色っちゃ異色ですね。
JUNとはよくリハーサルスタジオで下らない話をしたものでした。
KAZUYA「歌詞のテーマどうする?」
JUN「義母との禁じられた愛とかどうよ?」
KAZUYA「義母wwwそれや!ww」
JUN&KAZUYA「あひゃひゃひゃwww」
後日。
KAZUYA「で、歌詞どうしようか?」
JUN「いや、だから、義母で。」
KAZUYA「まじすか?じゃあそれで。」
こんな具合でして。。
自分は歌詞を書く場合、作曲者がその曲に込めたイメージを尊重しようと思っているので、こんな風に歌詞のテーマを聞いたり、また自分が曲から連想したイメージを作曲者に伝えたりとコミュニケーションを取るんですが、まさか義母の曲になろうとは・・・。
曲のタイトルは当時公開していた映画「スカイハイ」から取りました。というかJUNのデモの段階で既にこの名前だったと記憶しています。で、それに纏わるように詞を書こうと思いまして、空の彼方にある禁断の愛の楽園みたいな失楽園かよ的な感じにしてみました。失楽園とか読んだ事ないのでよく知りませんが。
そんなこんなで、「空の高みに落ちて行く」みたいな昔のエロ小説みたいな感じの詞になってましてね。
サビは逢瀬を重ねている時のイメージですが、当然、こんなのはロクな結末になりっこない訳で・・・何か書いてて恥ずかしくなって来ましたね。まあ、田山花袋の「蒲団」だって女弟子の蒲団の匂い嗅いだりする話だし、こんな私小説的な歌詞にしても良いのではないかと思いました。てか、義母とか言われたら、これしか浮かばなかったんですよね。。。
とまあ楽曲も歌詞も異色なSky Highでした。