The Sign of Six

The Sign of Six

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全曲解説

Beyond the Crimson Ocean

天下分け目の関ヶ原。島津義弘の家臣、中馬大蔵允重方(ちゅうまん おおくらのじょう しげかた)は大阪にいる主君、島津義弘の窮地を聞きつけ、遠く鹿児島から駆けつける。

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Innocence

「お金」というものは実に不思議な存在です。
ただの紙切れに国家がお墨付きを与えるだけで価値が生まれ、人々はそれを「お金」として信じます。しかし今やお金のほとんどはオンラインで管理される数字でしかありません。
「お金」を銀行に預け、金融商品に投資し、運用することでその総量は見かけ上無限に膨らみ続けますが、それは実体のないもので、2008年のリーマンショックを覚えている人も多いでしょう。
我々のような無垢な大衆はいつのまにか洗脳され、そして搾取され続けるのです。

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Windchaser

旅人は、少年に出会います。
少年は旅人に憧れ、その出会いは生涯色あせることのないまばゆい存在として少年の記憶に残り続けます。
しかしその旅人も1人の人間であり、悩み、憂い、苦しみ、幾度も挫折しそうになるのです。
それでも少年との約束を糧に、旅人は前を向き、生きていくのです。

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Sky High

Baskervilleの楽曲の中でも異色な、メロディアス・ハードロック調の楽曲。
歌詞のテーマも異色の内容となっており、詳しくは詳細ページにて。

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No Escape

きっと誰もが、こころに咎(とが)をもっている。
度々、我々の心を苛(さいな)むが、決して逃れられない。そんな曲です。

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WATATSUMI

「海神(わたつみ」。
誰にも、父母、祖父母、曾祖父母…と続く歴史があります。
人々の営みを祭神たる海神は、海からずっとその営みを見守り続けています。
楽曲が持つ深い海のイメージと、「予章記」という書物につづられた、瀬戸内の水軍からインスピレーションを得て作られました。

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Royal Code Resurrected

この曲では、戦前の日本が戦争に至った背景を表現しようと思いました。太平洋戦争というと日米開戦時の首相・東條英機がどうしても槍玉に上げられますが、別に東條さんがいきなり対米戦争をおっぱじめた訳ではなく、開戦に至るまでに失政に失政を積み重ねた挙句に引き返せなくなり開戦已む無しとなりました。そして、その失政の殆どは近衛内閣の時のに起こったと言っても過言ではありません。
以下に、近衛内閣で起こった主な出来事を時系列的に列挙してみます。

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Amber Moon

聖パトリックは4~5世紀にアイルランドにカトリックを広めた司教で、アイルランドの守護聖人として祀られています。
彼は奴隷としてアイルランドに売られた後、脱走してローマに渡って神学を学び、再びアイルランドに渡ってキリスト教の布教に努めました。
アイルランドは有史以来、1938年に独立するまでほぼ暗黒時代と言っても差し支えないような歴史の中で、この聖パトリックが布教していた時代のみが、春の様に柔らかな陽射しの射す穏やかな時代だったとされているようです。

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Bullets Fall

関ヶ原の戦いの後、家康は周到に諸大名を整理していったので全国の大名家の殆どが徳川方に付いた訳ですが、それでも色々と訳ありで、東洋一を謳われる大坂城擁する豊臣方に合力し、戦国最後の大戦に一発逆転を賭けようという武将たちも少なからず居ました。
この曲は、そんな武将たちの中でひときわ眩い輝きを放った真田幸村、毛利勝永、木村重成の3人の生き様を描いています。

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Chaos and Marginality

最後の曲は、このアルバムを総括する1曲。
曲のタイトルは「混沌と周縁」を意味します。
周縁とはマイノリティと同義語と思って良いと思います。
マジョリティから弾き出された少数の人々=弱者を表しており、これは人種、人格、思想、文化と様々な切り口において見出せる要素と言えます。
彼ら周辺の人々がそれまでの社会システムをひっくり返し、新たな世界を作り上げますが、逆に抑圧する側に回ってしまいます。
そして周辺に追いやられた人々がマイノリティとなり、またやがて革命を起こす───歴史はその二項対立の繰り返しなのです。

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